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火のないところでも火災は起こる!?

空気の乾燥や強風から火災が起こりやすいこの時季は、思いもよらないところから火の手が上がる場合があります。今月は住宅内の意外な原因で火災につながってしまったケースをご紹介。この機会に住まいの中を、いま一度見直してみましょう。

火の気がなくても油断禁物。意外な出火原因にご用心!

電気だからという油断が火災につながる「ストーブ火災」

住宅火災の出火原因第3位は“ストーブ”。その火元が石油やガスではなく「電気ストーブが76%を占めている」と聞くと、驚く人も多いのではないでしょうか。部屋干ししていた洗濯物が落下して、点けておいた電気ストーブに接触したり、就寝中に布団が熱源に触れたりして出火するケースが、実は数多く報告されています。“火を使わないから安心”という思い込みから、燃えやすいものが近距離にある状態で電気ストーブを使用してしまうケースが多いようです。火の気のない電化製品も油断は大敵。ストーブと可燃物はしっかり距離を置く、就寝時は電気ストーブを使用しないなど、正しい使い方を心掛けましょう。
出典:平成28年 (1月~12月)における火災の状況(警視庁)

窓辺のスノードームが原因!
冬場に起こりやすい「収れん火災」

非常に稀なケースでありながらも、毎年必ず数件は起こってしまうのが“収れん火災”。これは、鏡やルーペ、ガラス製品などを通して太陽光が屈折、または反射し、光が集中した箇所にたまたま置いてあった可燃物が燃えるというもの。冬場は太陽の高度が低く、部屋の奥まで光が差し込むため、窓辺に置いたスノーボールなどのガラス玉や金魚鉢、眼鏡など思いもよらぬものが、発火源となってしまうことがあるそうです。特に要注意な時間帯は、日差しが強く高度が低い10時台と13時台。空気が乾燥するこの季節は、 “収れん火災”の原因となりそうなものを窓際に置くことを避け、レースカーテンで光を和らげるなど、万が一の火災に備えましょう。

オイルを含んだバスタオルも発火の危険性!

入浴後にボディオイルやマッサージ用のアロマオイルなどを拭き取り、油分が染み込んだままのバスタオルを洗濯して乾燥機にかけると、油分が酸化して発熱し、自然発火する危険性があります。乾燥運転終了後、洗濯層に放置されたタオルに熱がこもり、自然発火するというケースが多いそうです。美容オイルや作業服に染み込んだ機械油などは家庭用洗濯洗剤では落ちにくいものです。専用の洗剤でしっかり洗浄するか、油分を落としきれない洗濯物は乾燥機にかけず、自然乾燥した方が安心です。家の中の出火原因になりそうなものを見直して、火災予防に努めましょう。