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〔12分割収納法+α〕今月のチェックPOINT

キッチン収納、
スペースは自分で広げる

キッチンは住む人の健康を支える場所です。使い勝手良く収納したい、でもスペースは限られていて納まらない…。今月はキッチンツールが出し入れしやすく、すっきり収納できるようにスペースを広げる工夫と、手順のポイントをご紹介します。

“縦”と“横”を柔軟に生かして、スペースを作りましょう。

作りたいスペースをイメージしたら、まず採寸。

面倒に感じるかもしれませんが、多少アバウトでも構いません。作りたいスペースをイメージして採寸、用意するモノを書き出してみましょう。

採寸をもとに、材料を用意。

ワイヤーネットと突っ張り棒。固定するために粘着フックと結束バンドがあれば、準備完了です。

材料はこれだけ

ワイヤーネットの大きさと突っ張り棒の長さは、スペースに合わせて組み合わせます。

高さと幅を、最大限に活用する工夫。

シンク下、コンロ下の引き出しタイプの収納は給水管、配水管やガス管が通っているため、奥の壁面が低く作られています。この高さを目いっぱい活用すると収納力がグンとアップします。

高さの工夫

ワイヤーネットを固定して高さを作り、奥への落下を防ぎましょう。

幅の工夫

幅が足りない場合は、ワイヤーネットを2枚重ねてサイズ調整します。

固定用具は、粘着フックと結束バンドだけ。

ワイヤーネットはフックで止めて固定します。タブを引くと糊残りのないフックなら壁を傷つけず、剥がしやすいので賃貸住宅にはピッタリ。ワイヤーネットとワイヤーネット、ワイヤーネットと突っ張り棒は結束バンドで固定します。

材料をスペースに合わせる。

スペースにピッタリな材料を探すのは一苦労。それならカットしたり繋げたりして、材料を収納スペースに合わせてしまいましょう。

ワイヤーネットの幅が足りなくて2枚重ねた場合などは、重ねた部分の上下2カ所ずつを結束バンドで固定します。

蝶番などの金具が当たってしまう場合は、当たる部分のワイヤーネットをペンチなどで切り取りましょう。

収納力がこんなにアップ!

突っ張り棒を左右に掛ければ、上下2段の収納スペースを確保できます。下には重い鍋などの調理器具、上段には大きくて軽いボウルやトレイを置きます。トレイには、レードルや菜箸などの調理器具を入れておくと、調理の際には使いやすく、軽いので下段に収納した大きなお鍋なども取り出しやすく便利です。

大きいフライパンを立てて収納する際には、突っ張り棒を前後に掛けると出し入れがしやすい。どの調理器具をよく使用するかを考えて、自分流のキッチン収納を作りましょう。

キッチン収納は、引っ越しして仕様やサイズが変わることも多いと思います。 賃貸住宅の場合は、サイズ調整可能でとても安価に作れる収納ツールが便利ですので、手作りしてみてください。

次はキッチンに
あるモノをカテゴリー分け。
片付ける順番がポイントです。

1 食品・調味料

「口に入るモノ」は全てチェック!
賞味期限や消費期限の切れたモノはもちろん、開封して保存状態が悪かったモノは「もったいない」と思わず、処分してください。

2 調理器具

使用頻度を確認しましょう。
鍋などの調理器具。高価だったという理由だけで置いているモノは、これから先も使わないのでは? よく使うモノだけを置くようにしましょう。

3 食器

思い出の品物をチェック
ギフトやプレミアムの品は手放しにくく、使用頻度だけでは決めらませんが、今後使う機会があるかを考えて整理します。カップのなくなったソーサーなどは迷わず処分を。

4 雑貨・小物

過剰ストックをチェック!
無いと困ると思い、セールなどで購入してしまうのが、ラップやキッチンペーパー、ゴミ袋、洗剤などのストック。意外にかさばるので、場所を取ってしまいます。

5 密閉容器

ついつい買い込む便利グッズ!
プラスチックやガラスの密閉容器も重宝なので、買い足したりしていませんか。使い込んで変色したり、変形しかけている品は処分しましょう。

開封後の食料品はほとんどが冷蔵庫(5℃~7℃)での保存をおススメ。冷暗所(8℃~15℃)でも冷蔵庫の野菜室と同等の温度。常温(15℃~25℃)表示も絶対ではないので、直射日光を避け、冷暗所に置くことを心掛けましょう。

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。現在2017年6月開講の第3期 申込受付中。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp