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【特別集中講座】失敗しない、お部屋選び

ストレスフリーな家事を目指すなら
設備機器はここをチェック!

忙しい毎日をスマートに乗り切るには、家事や日々のルーティンワークをいかに効率よく行えるかがポイントです。最近では多くの便利家電や時短グッズが売られていますが、それらを使いこなすためには、ベースとなる設備が整っていないといけません。「理想の暮らしは、住まい選びから」。最終回は、設備機器を使いこなすための内覧時に押さえておきたいチェックポイントについてご紹介しましょう。

POINT 1

バスルームの確認事項で
あなどれないのは、追い炊き機能

バスルームでは操作パネルを確認して、追い炊き機能が付いているかどうかをチェック。沸かしてすぐにお風呂に入らないときや、家族が時間差で順番にお風呂に入るときなどにとても便利です。浴槽の広さや壁面の色味などに目がいきがちですが、賃貸住宅の場合、追い炊き機能の後付けはまずできませんので、設備の機能をしっかり確認しましょう。

POINT 2

キッチンの作業スペースは
“50cm幅”が分かれ目

キッチンの確認で忘れてはいけないのが、シンク上の作業スペース。一般的なまな板のサイズが幅36cmなので、作業スペースは最低幅45cm必要です。50cm以上あれば、菜ばしや包丁などが横置きできて作業がスムーズに進みます。まな板の他にボウルや食材も置けるので、使い勝手が良いということになります。45cm未満の場合でも、ワゴンカウンターで作業台を別に用意するスペースを、確保できそうか考えてみましょう。

POINT 3

築年数を経た物件は
朝の準備をイメージして、アンペア確認

朝起きてエアコンとテレビをピッ。トースターでパンを焼き、電気ケトルでお湯を沸かす。スープを電子レンジで温めながら、ドライヤーで髪をセット。朝は一斉に電気を使うことが多い時間帯ですよね。こんなとき電流の強さ(アンペア)が足りないと毎朝ブレーカーが落ちてしまいます。現在の契約アンペアと、契約で増やせるMAXアンペアの確認をお忘れなく。
※ 使用電力の目安…ドライヤー12~15A、電子レンジ12~15A、トースター10~12A、電気ケトル10A

見極めワンアップ!ポイント

住んでみてから「困った!」ことの代表が、室内干しスペース。最近は夜洗濯派の人や防犯の理由から部屋干しする人も多いですし、ゲリラ豪雨などで室内干しする機会も増えています。バスルームやパウダールームなどに干せるスペースや設備があるか、確認しておきましょう。

必要なときだけ出して使える室内干し専用アイテムはとても便利です。今回はいろいろある室内物干しから、窓枠が利用できるタイプを紹介します。窓枠に差し込んで締めるだけの簡単設置がうれしいアイテムです。使わない時は折りたたんで上向きにすれば、窓やカーテンの開閉、ベランダの出入りにも邪魔になりません。 耐荷重が、3kgなので掛け過ぎには気をつけてくださいね。
今回ご紹介するのは、「MAH-1窓枠ハンガー」(平安伸銅工業)

お部屋選びこぼれ話

ご存知の方も多いと思いますが、私はとっても食べることが大好き(笑)。料理の味はもちろんですが、どこでどんな風に食べるのか、そのシチュエーションも大切にしています。そんな私が今まで住んできたどの住まいでも楽しんでいたのが「ベランダごはん」。ベランダ横の部屋にシートを敷いて食べるおにぎり。お重にちょっとおかずを詰めたりして…。いつもと何も変わらないのに、何倍もおいしく感じるから不思議です。そしておいしい記憶とともに残るのは、楽しい住まいの記憶。皆さんもぜひお試しあれ。
ただ、小さいお子さんがいるご家庭はくれぐれもお子さんが落下しないよう十分に目を行き届かせてご注意くださいね。何よりも安全第一です。

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。現在2018年9月開講の第4期 申込受付中。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp