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秋の午後、紅茶を愉しむ

美食の秋。スイーツがおいしく感じられる季節は、ほっこり癒しのティータイムを楽しみたいもの。10月のはのんスタイルでは、紅茶の基本やおいしく入れるためのひと工夫、そして英国式アフタヌーンティーに学ぶちょっとした心づかいなど、紅茶の時間を愉しむためのエッセンスをご紹介しましょう。

ほっこり和んで話も弾む
心豊かなティータイムを。

今さら聞けない「紅茶」のABC

緑茶や烏龍茶などお茶の種類は数あれど、そもそも「緑茶」も「紅茶」も同じ葉からできていることをご存じでしょうか。どのお茶の茶葉も実は同じツバキ科の常緑樹。茶葉の発酵を止めるために蒸して作られるのが緑茶、30〜60%まで自然発酵させて火入れをしたものが烏龍茶、ほぼ完全に発酵してカテキンが酸化して紅くなった状態が紅茶です。また、よく耳にする「オレンジペコー」は味でも銘柄でもなく、枝先から2番目の柔らかな葉のこと。茶葉の種類を表す言葉なのです。世界三大銘茶と呼ばれるダージリン、ウバ、キーモンは、茶の木の栽培に適した北緯45度から南緯35度のティーベルト地帯で栽培されたもの。それぞれに世界を代表するにふさわしい独特の味と香りを誇っています。

ダージリン:「紅茶シャンペン」とも称される高貴な香りが特徴。茶葉が大きなタイプ。
ウバ:甘い花の香りがするといわれる茶葉。ストレートでもミルクでも。
キーモン:明るい色と自然なスモークの香りが特徴。味わいは烏龍茶に似ている。

ひと手間かけて、いつもの紅茶をおいしく

よりおいしくいただくために、温度の維持やお湯の沸かし方など、ちょっとしたコツを知って、ひと手間かけるとベストな味や香りを楽しめます。

  1. 温める
    紅茶を入れる前に、まずはポットとカップを温めておきます。家庭では保温力、耐久性のある陶磁器のポットがおススメ。
  2. 量る
    ティースプーン1杯(約3g)を一人分として人数分の茶葉をポットに入れます。大きい茶葉は大盛り、細かい茶葉は小盛りを目安に。
  3. 蒸らす
    汲み立ての水道水を沸騰させて、お湯をポットに人数分注いですぐにフタをしてティーコージーを被せ、3〜5分蒸らします。細かい茶葉の場合は約3分。
  4. まわし注ぎ
    茶こしでこしながら全てのカップが均等の濃さになるようにまわし注ぎします。ベストドロップといわれる最後の一滴までしっかりと。

基本のマナーを押さえて、ホストもゲストも居心地よく

伝統的な英国式のアフタヌーンティーの基本マナーには学ぶことがいっぱい。基本のマナーを知っていると、ちょっとしたお呼ばれのティーパーティーでも、気心の知れた友人とのティータイムでも、より楽しむことができると思います。例えば、場が華やかになるお花も、テーブルセッティングや会話の邪魔にならないよう、低めにさりげなく飾るのがポイント。紅茶の香りを楽しめるよう香りの強いお花は避けるのがベストです。またお呼ばれの場合、英国式ではホストがティーフーズを用意するのが基本ですから手土産は不要。どうしても持参したい場合は、日持ちのするものを。また、日本式の茶道のようにカップの裏を見たり、カップの下に手を添えて飲むのはNGです。畏まり過ぎないまでもさりげない気遣いで、居心地のよい楽しいティータイムをお過ごしください。

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