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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

今月の花 archives

2019年12月の花

アマリリス(ベラドンナ)/ フィリカ / パフィオ / ユーカリポポラス

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
12月のメインに選んだのは、小振りながらも存在感のあるアマリリス。長方形の花器にオアシスを入れて水を含ませたら、まずアマリリスを全体に散らすように位置決めし、高めに生けます。次にその他の花材を、間を埋めるように挿し込んでいきましょう。多少の高低差を付けつつ、平らなフォルムになるようにするとまとまります。ゴールドのユーカリポポラスが、クリスマスイメージを盛り上げ、鈴の音が聞こえてきそうなアレンジメントです。

2019年11月の花

シンビジューム(マスタード / チョコレート) / ブラックベリー / ユーカリ(トランペット)

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
シンビジュームの自然な姿を生かして、北欧スタイルのジャーポットに投げ入れで生けてみました。花器の大胆な藍色に対して、シンビジュームは反対色のマスタード色をメインに、渋めのチョコレート色を加えて奥行き感を出し、実ものを足して “ ゆく秋 ” を表現しました。肉厚でつるんとしたシンビジュームの花と、素朴な質感のユーカリの実との組み合わせで、秋の佇まいを強調しています。

2019年10月の花

バラ(ブラックティー / カフェラテ) / ザクロの実 / 秋色紫陽花 / アフリカンバジル

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
街路樹が少しずつ紅葉へと向かい始め、暮らしに添えるお花も深い色合わせを楽しみたい季節になりました。鮮やかな紫が印象的なモロッコのキャンドルホルダーを花器に見立てて、渋めの朱赤、こっくりとしたカフェオレ色のバラと、ザクロの実や秋色紫陽花でアレンジしました。まず紫陽花を花留めとして生け、メインのバラ、実ものの順にバランスをとりながら生けていくとまとまりやすいですよ。

2019年9月の花

ニゲラ / セファロフォラ アロマティカ / ヒヨコ豆 / ミント / シルバーキャット / オダマキ / ロータスプリムストーン / カランコエ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
秋の訪れが少しずつ感じられるとはいえ、まだまだ暑さが残る9月。今の時季におススメしたいのが視覚的に涼しい色や姿の花々を使ったアレンジです。カランコエの葉をグラスに巻きつけて輪ゴムで留めてリボンでカバーすると、すてきな花器に。ニゲラやヒヨコ豆、ミントなどブルー系の可憐な花をふんわり生けると、見るからに涼やかなニュアンスが出ます。同じ高さにならないように高低差を付けて生けるのがポイント。はらはらと花びらが落ちるプロセスも、意外と楽しめますよ。

2019年8月の花

ダリア(ハミルトンジュニア / ピーチインシーズン) / スモークツリー / スグリ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
お気に入りの雑貨をつい壊して気落ちしてしまうことってありますよね。今月花器に使ったこの涼しげな籐製のカゴもその一つ。実は台湾製の保温ポットだったのですが中の保温瓶が割れてしまったのです。でもそんな時こそ一工夫を。カゴの中にガラスのコップなどを入れるだけで、花器として息を吹き返します。華やかな夏の花、ダリアを花器の口ぎりぎりに低めに生けて、スモークツリーやスグリなど涼しげな花材をバランスよく高低差を出しながら挿していきましょう。枝ものは切り口に縦に切れ込みを入れると長持ちしやすいですよ。特に夏は水が傷みやすいので、雑菌が繁殖しないよう毎日水換えすることをおススメします。

2019年7月の花

ユリ(ジョアニータ) / セリンセ / アジサイ / レッドタッチェス

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
エキゾチックなモロッカンスタイルの花器に、その存在感にも夏の暑さにも負けない、華やかな大輪のユリを生けました。まず、大きめの葉(レッドタッチェス)を受け皿のように生けて正面を決め、大ぶりで存在感のある八重のユリを挿します。そしてトーンを落としたシックな色合いのアジサイをメインのユリに添えるように挿し、束ねたセリンセを広げるように生けましょう。あくまでも「主役はユリ」ということを意識しながら挿していくと、華やかでニュアンスのあるアレンジにまとまりますよ。花瓶はゴージャスながらもガラス素材なので、夏の窓辺に透明感を演出するポイントとなっています。

2019年6月の花

グリーンアジサイ / テッセン / ルピナス / アスチルベ / カランコエ(サニーデイ)

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
しとしとと雨が続き憂鬱な季節、寄り添うような風情で気持ちを癒してくれる紫陽花。フラワーアレンジメントに使われることも多い花ですが、長持ちするので残りがち。今月はそんな“残り福”の紫陽花を、さらに楽しめるアレンジ方法をご紹介しましょう。大ぶりな紫陽花を小分けにして、ティーカップや花器に生けてみました。全体の印象が平坦にならないよう、それぞれに違う花材を足してアクセントを付けます。カップと同じブルーの花をさりげなく合わせると紫陽花が引き立ちますね。

2019年5月の花

アイリス / ユメホタル

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
新緑がまぶしい頃、鮮やかな青紫のアイリスを見かけるようになると、もう季節は初夏。凛とした姿が美しい線状の花は、まず手で束ねて持ち、高さのバランスをとってから一気に切って、ばさっと花器に生けるとそのまま決まります。ふわふわとしたユメホタルはあまりいじらず、少しだけほぐして添えるように生けましょう。アイリスの中には黄色があるので、ユメホタルとの相性は◎。そして線状の花には、ふわっとした質感の花を合わせるとバランス良くまとまりますよ。

2019年4月の花

フランネルフラワー / クリスマスローズ / ライラック /
宿根スイトピー / ジュズサンゴ / キャットテール

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
4月は白い花ばかりを集めて、アンティークなニュアンスのお菓子の缶を花器に見立て、寄せ植え風に生けてみました。水を染み込ませたオアシスを缶の中に置き、メインのフランネルフラワーを中心に、同じ高さにならないように生けていくと、ふわりとした印象ながらリズミカルにまとまります。一番魅せたい花のすぐ下にグッと背の低い花を一輪挿すと、メインの花が強調されて全体が引き締まります。缶のデザインにある色の花をほんの少し挿し色にすると、意外なほど馴染みますよ。

2019年3月の花

チューリップ / ケール / マイクロオンシジューム / ツインテール

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
日に日に春めいて、花屋の店先も彩りを増してきました。チューリップといえば童謡にもあるように春を象徴する花の一つですが、かわいらしくなりすぎないように選んだのは、青みがかった濃い目のピンク色。ちょっと意外な組み合わせ、野菜のケールで包み込むようなアレンジはいかがでしょう。染付の鉢の中に水の入ったグラスを入れて、まずケールを花留めに生け、その他の花を挿していくとまとめやすくなります。同色系の小花を添えると、ニュアンスが出て素敵ですよ。