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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

今月の花 archives

2019年8月の花

ダリア(ハミルトンジュニア / ピーチインシーズン) / スモークツリー / スグリ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
お気に入りの雑貨をつい壊して気落ちしてしまうことってありますよね。今月花器に使ったこの涼しげな籐製のカゴもその一つ。実は台湾製の保温ポットだったのですが中の保温瓶が割れてしまったのです。でもそんな時こそ一工夫を。カゴの中にガラスのコップなどを入れるだけで、花器として息を吹き返します。華やかな夏の花、ダリアを花器の口ぎりぎりに低めに生けて、スモークツリーやスグリなど涼しげな花材をバランスよく高低差を出しながら挿していきましょう。枝ものは切り口に縦に切れ込みを入れると長持ちしやすいですよ。特に夏は水が傷みやすいので、雑菌が繁殖しないよう毎日水換えすることをおススメします。

2019年7月の花

ユリ(ジョアニータ) / セリンセ / アジサイ / レッドタッチェス

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
エキゾチックなモロッカンスタイルの花器に、その存在感にも夏の暑さにも負けない、華やかな大輪のユリを生けました。まず、大きめの葉(レッドタッチェス)を受け皿のように生けて正面を決め、大ぶりで存在感のある八重のユリを挿します。そしてトーンを落としたシックな色合いのアジサイをメインのユリに添えるように挿し、束ねたセリンセを広げるように生けましょう。あくまでも「主役はユリ」ということを意識しながら挿していくと、華やかでニュアンスのあるアレンジにまとまりますよ。花瓶はゴージャスながらもガラス素材なので、夏の窓辺に透明感を演出するポイントとなっています。

2019年6月の花

グリーンアジサイ / テッセン / ルピナス / アスチルベ / カランコエ(サニーデイ)

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
しとしとと雨が続き憂鬱な季節、寄り添うような風情で気持ちを癒してくれる紫陽花。フラワーアレンジメントに使われることも多い花ですが、長持ちするので残りがち。今月はそんな“残り福”の紫陽花を、さらに楽しめるアレンジ方法をご紹介しましょう。大ぶりな紫陽花を小分けにして、ティーカップや花器に生けてみました。全体の印象が平坦にならないよう、それぞれに違う花材を足してアクセントを付けます。カップと同じブルーの花をさりげなく合わせると紫陽花が引き立ちますね。

2019年5月の花

アイリス / ユメホタル

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
新緑がまぶしい頃、鮮やかな青紫のアイリスを見かけるようになると、もう季節は初夏。凛とした姿が美しい線状の花は、まず手で束ねて持ち、高さのバランスをとってから一気に切って、ばさっと花器に生けるとそのまま決まります。ふわふわとしたユメホタルはあまりいじらず、少しだけほぐして添えるように生けましょう。アイリスの中には黄色があるので、ユメホタルとの相性は◎。そして線状の花には、ふわっとした質感の花を合わせるとバランス良くまとまりますよ。

2019年4月の花

フランネルフラワー / クリスマスローズ / ライラック /
宿根スイトピー / ジュズサンゴ / キャットテール

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
4月は白い花ばかりを集めて、アンティークなニュアンスのお菓子の缶を花器に見立て、寄せ植え風に生けてみました。水を染み込ませたオアシスを缶の中に置き、メインのフランネルフラワーを中心に、同じ高さにならないように生けていくと、ふわりとした印象ながらリズミカルにまとまります。一番魅せたい花のすぐ下にグッと背の低い花を一輪挿すと、メインの花が強調されて全体が引き締まります。缶のデザインにある色の花をほんの少し挿し色にすると、意外なほど馴染みますよ。

2019年3月の花

チューリップ / ケール / マイクロオンシジューム / ツインテール

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
日に日に春めいて、花屋の店先も彩りを増してきました。チューリップといえば童謡にもあるように春を象徴する花の一つですが、かわいらしくなりすぎないように選んだのは、青みがかった濃い目のピンク色。ちょっと意外な組み合わせ、野菜のケールで包み込むようなアレンジはいかがでしょう。染付の鉢の中に水の入ったグラスを入れて、まずケールを花留めに生け、その他の花を挿していくとまとめやすくなります。同色系の小花を添えると、ニュアンスが出て素敵ですよ。

2019年2月の花

バラ(カタリナ、サラ) / ライラック / ツルバキア / クラスペディア

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
4日の立春を過ぎると暦の上では春ですが、まだまだ厳しい寒さが続く2月は、知らず知らず体も縮こまりがち。露地に咲く花も少なく無彩色な街の風景に、そろそろ春の彩りが恋しい季節です。そんな2月の暮らしに、パッと華やぎを添えてくれる花材の一つがバラ。今月はバラの中でもボリューム感のある、カップ咲きのカタリナとサラを選びました。オーソドックスなイメージになりがちなバラですが、メインとなる1本の周囲に、長さを変えて縁取るように生けると奥行き感が出ます。アクセントに反対色のライラックなどを挿すと、リズムが付いて楽しくなり寒さも忘れそう。パリで一目ぼれした花器に生けてみました。

2019年1月の花

ハボタン / ナンテン / センリョウなど

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
お正月の縁起花として、伝統的な和の印象が強い葉牡丹(ハボタン)、南天(ナンテン)、千両(センリョウ)ですが、最近は小ぶりのものや微妙な色合いの品種が揃ってきていて、切り花でも気軽に入手することができるようになりました。何色かを合わせてグラデーションをつけながら生けると、鉢植えとはまた違った印象がおもしろい花材です。今回は南天や千両など赤い実物を合わせて、グッとお正月感覚をアピールしてみました。モダンな雰囲気のなかにも厳かなニュアンスを楽しめると思います。

2018年12月の花

胡蝶蘭×2種 / アセビ / ケイトウ / スターリンジャー / カラタチの枝 / 松ぼっくり

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
装飾的な花台に水をたっぷり含ませたオアシスを置いて、奥の方からカラタチの枝、アセビ、スターリンジャー、ケイトウを立体的に挿していき、仕上げに蘭を挿します。蘭の花びらは傷つきやすいので、花と花の間隔を開けて生けてくださいね。主張の強い花なので、茎の流れを活かしながら生けると動きが出てまとまりやすくなります。

2018年11月の花

イタリアンベリー / アストランチャ / ユーカリ(テトラゴナ / トランペット) / アジサイ / バラ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
イタリアンベリーはトゲに注意しながら程良い長さに合わせて、スプレータイプのバラやユーカリ(トランペット)と一緒に束ねて背の高い花器に生け込みます。次に秋色アジサイやユーカリ(テトラゴナ)など枝ものを挿して花留めにすると、全体がまとまりやすくなりますよ。