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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

今月の花 archives

2020年7月の花

キングプロテア / プロテアニオベ / グレビレア / バンクシャ / ブルニア

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
日に日に暑さが増す夏の花に選んだのは、ダイナミックなオーストラリア原産のワイルドフラワー。アンティークなバケツに、投げ入れスタイルでざっくり生けてみました。水漏れが心配な場合は、バケツの中にガラス瓶を仕込むと安心です。メイン花材のキングプロテアの位置を決め、次に白い松かさのようなプロテアニオベ、葉の形状が独特なグレビレア、そして、まるで絨毯のような肌触りのバンクシャ、最後に隙間を埋めるようにスプレー咲きのブルニアを生けていきます。ワイルドフラワーは暑いシーズンでも持ちが良く、ドライフラワーにしやすいことも魅力です。

2020年5月の花

スズラン / ゼンマイ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
真っ白いスズランが鈴なりに咲き始めると、夏はもうそこまで来ていると感じます。可憐で愛らしい小さな花を音符に見立て、音楽を奏でるようなイメージでアレンジしました。スズランの清楚な佇まいが引き立つよう、花材はぐっと色味を抑えてゼンマイだけに絞り大人っぽく。ゴールドのアクセントが効いた動きのある花器とのバランスを楽しみながら、リズミカルに生けてみました。

2020年4月の花

スプレーバラ(エクレール)/ スノーボール / カラミンサ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
野山にも街路にも新芽が萌え出でて、心浮き立つこの季節。お部屋にも春らしさをプラスしたいと選んだのは、若草色をテーマにした清楚なアレンジ。スプレーバラ、スノーボール、カラミンサを片手で花束を作るように束ね、形を整えたら枝を揃えてカットして、そのままガラス瓶に生けましょう。カラミンサの紫がアクセントとなり、季節感が高まります。

2020年3月の花

ミモザ(アカシア)

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
モノトーンな景色に少しずつ色彩が加わり始める頃、春の訪れを感じさせてくれるのがミモザ(アカシア)の黄色い花。ミモザ(アカシア)は一枝が大ぶりでボリューム感がありますが、あまり鋏を入れずに自然のカタチを生かしましょう。安定感のあるガラスの花瓶を選び、枝を束ねて全体のフォルムを決め、輪ゴムなどで軽く留めてから生けると、まとまりやすく無理なく整いますよ。

2020年2月の花

ラナンキュラス / アフリカンバジル / ダスティーミラーの葉

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
持ち手に鹿の角をあしらったシックな籠を花器に見立て、可憐な花々が自然に咲いているようにふわりと生けました。水を含ませたオアシスを鉢皿に載せて、ダスティーミラーの葉を全体に広げるように挿し込んでいきます。そしてアフリカンバジルを奥に、3種類のラナンキュラスを手前に、バランス良く散らして高低差を付けながら生けましょう。床置きして、春の庭先のようなアレンジをお楽しみください。

2020年1月の花

菊 / ダリア(ラララ)/ 野バラの実

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
新春の迎え花にふさわしい上質感を求めて、珍しい乳白色一色の重箱を花器に見立ててみました。小さなガラス瓶に水を張って重箱に入れ、一の重、二の重をずらして重ねるだけで、美しい花器に変身します。花材は絞り込み、真紅の菊と紅白バイカラーのダリア。大ぶりな花は思い切って短く切り、しっかり顔を見せるように生けると、それだけで存在感が出ます。単調にならないように前向き、横向き、二の重は後方に生けて奥行きを持たせるなど、バランスを見ながら立体感を出しましょう。実の付いた野バラの自然な枝ぶりを生かすように挿すと、空間の余白に動きが生まれます。

2019年12月の花

アマリリス(ベラドンナ)/ フィリカ / パフィオ / ユーカリポポラス

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
12月のメインに選んだのは、小振りながらも存在感のあるアマリリス。長方形の花器にオアシスを入れて水を含ませたら、まずアマリリスを全体に散らすように位置決めし、高めに生けます。次にその他の花材を、間を埋めるように挿し込んでいきましょう。多少の高低差を付けつつ、平らなフォルムになるようにするとまとまります。ゴールドのユーカリポポラスが、クリスマスイメージを盛り上げ、鈴の音が聞こえてきそうなアレンジメントです。

2019年11月の花

シンビジューム(マスタード / チョコレート) / ブラックベリー / ユーカリ(トランペット)

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
シンビジュームの自然な姿を生かして、北欧スタイルのジャーポットに投げ入れで生けてみました。花器の大胆な藍色に対して、シンビジュームは反対色のマスタード色をメインに、渋めのチョコレート色を加えて奥行き感を出し、実ものを足して “ ゆく秋 ” を表現しました。肉厚でつるんとしたシンビジュームの花と、素朴な質感のユーカリの実との組み合わせで、秋の佇まいを強調しています。

2019年10月の花

バラ(ブラックティー / カフェラテ) / ザクロの実 / 秋色紫陽花 / アフリカンバジル

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
街路樹が少しずつ紅葉へと向かい始め、暮らしに添えるお花も深い色合わせを楽しみたい季節になりました。鮮やかな紫が印象的なモロッコのキャンドルホルダーを花器に見立てて、渋めの朱赤、こっくりとしたカフェオレ色のバラと、ザクロの実や秋色紫陽花でアレンジしました。まず紫陽花を花留めとして生け、メインのバラ、実ものの順にバランスをとりながら生けていくとまとまりやすいですよ。

2019年9月の花

ニゲラ / セファロフォラ アロマティカ / ヒヨコ豆 / ミント / シルバーキャット / オダマキ / ロータスプリムストーン / カランコエ

林 聡子さんの“ちょっとだけアドバイス”
秋の訪れが少しずつ感じられるとはいえ、まだまだ暑さが残る9月。今の時季におススメしたいのが視覚的に涼しい色や姿の花々を使ったアレンジです。カランコエの葉をグラスに巻きつけて輪ゴムで留めてリボンでカバーすると、すてきな花器に。ニゲラやヒヨコ豆、ミントなどブルー系の可憐な花をふんわり生けると、見るからに涼やかなニュアンスが出ます。同じ高さにならないように高低差を付けて生けるのがポイント。はらはらと花びらが落ちるプロセスも、意外と楽しめますよ。