Menu

hanon

[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

シバトモのおきらく鳥♪日記 / 006

こんにちは。ごくごく普通のおばさんコピーライター、シバトモです。子育ても親の介護も経験し、もう人生後半戦。趣味はバードウォッチング、といっても、いっこうに上達しない万年ビギナーです。性格はいたってお気楽。そんな私がつづる「おきらく鳥♪日記」。どうぞ、おつきあいください。

あれも飲みたい、これも飲みたい。
年末年始の1杯×1皿、わが家流マリアージュ。

お酒といえばビール一辺倒の私でしたが、いつの頃からかワインも好きになり、旅先で出会った地酒や焼酎をおいしい!と気に入り、はたまたウィスキーもブランデーも少々たしなみます。歳とともにお酒がくれる至福の時もバラエティに富んできてしまいました。年末年始のお酒も、とてもとても一つには絞りきれません。その時飲みたいものを八方美人的に楽しむのが、わが家流。だから、合わせる料理もすごく大変…じゃないんです。大原則は、パパッと簡単なこと。そのお酒にすごく合う!だけど手間いらず!年末年始のわが家の鉄板マリアージュ、軽く紹介してみますね。

いくつになっても、ちょっと楽しみなクリスマス。イブの夜、コルクを抜くのがシャンパンじゃなくてお安いスパークリングワインであっても、とびきり華やかで驚くほど泡に合うおいしい魔法が1つ、いえ1皿あります。その名は洋梨モッツァレラ。元々のレシピは桃モッツァレラだったのですが、あまりのおいしさに、桃が手に入らない季節はどうするか、研究の末、洋梨やキーウィでも立派に代役が務まることを発見。以来、一年中楽しめるようになりました。果物が材料のおつまみなんて? と疑うことなかれ。洋梨・チーズ・レモンのかけ算が生むミラクルを、ロマンチックな季節にお試しいただきたく、作り方をご紹介します。
まず洋梨をむいて8つ切り程度に切ってお皿に並べたら、モッツァレラチーズを手でちぎって載せ、さらにその上に千切りにしたレモンの皮をパラパラと散らします。このレモンこそが果物とチーズを結ぶキューピッドです。次にオリーブオイル、白ワインビネガーを回しかけ、最後に塩、粗挽きコショウを振って、さあ、召し上がれ。

年末はなんだかんだと用事が増えて、結局バタバタ。一区切りついた時、私を和ませてくれているのが、黒糖焼酎です。 
長い間、苦手だった焼酎が、今はお気に入りのお酒の一つ。焼酎にはいろんな種類がありますが、目下、奄美大島の黒糖焼酎のとりこです。黒糖が原料なのに、なぜか酒色は透明、糖質ゼロ。優しい口当たりと深いコク。全然甘くないなんて、不思議です。さて、黒糖焼酎にぶつける鉄板メニューは、黒糖焼き豚!黒糖×黒糖の妙、というわけです。
作り方ですが、豚かたまり肉に軽く塩をし、黒糖をすり込んでポリ袋の中に。醤油とともに黒糖焼酎を少々加え、袋の空気を抜いたら口を縛って一晩寝かせます。味のしみた豚をオーブンへ。肉を漬け込んだ液はさっと一煮立ち。黒糖焼酎が香るタレになります。

飽食気味の三が日が明けた後は、さっぱりした肴と冷やの日本酒が恋しくなります。おせちで余ったかまぼこに、ここは一工夫。ピリリと個性が際立つお薬味衆を2、3、はべらせれば、残りもののかまぼこも、小粋な肴に変身です。青唐辛子の辛さが効いた柚子こしょう、これは瓶入りの市販品で、切らしたことがありません。そして、安物ながら粒ウニ、香味がくせになるセロリ味噌…。それぞれに役者ぶりを発揮して、和のひとときを彩ってくれます。
ちなみに、セロリ味噌は残りがちなセロリの葉や細い茎を刻んでフライパンでしんなりするまで炒め、味噌とみりんを入れてかき混ぜ、水分を飛ばしただけのもの。
板わさのお薬味衆、レギュラーは柚子こしょうくらいで、その時ひらめいたものを楽しんでいます。板わさの薬味はわさび、と決めている方、薬味遊びはいかがでしょう。