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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

秋アジのうま味と薬味が効いた、
こんがり焼きみそ冷や汁イタリア料理のハーブ&スパイス

和食のハーブ&スパイス

ハーブやスパイスといえば西洋のものをイメージしがちですが、日本でも古くから独特の香りや辛みを持つ植物を“薬味”として使う食文化があります。日本最古の歴史書『古事記』や薬物辞典『本草和名』には、すでにショウガやサンショウ、ワサビなどの名前が登場しているのだとか。料理に味のアクセントや香り、彩りをプラスして舌や目で楽しむのはもちろん、刺身など生魚に添えられるワサビには抗菌作用もあります。

9月のテーマは「和食のハーブ&スパイス」
宮崎県の郷土料理として知られる冷や汁。もともとは暑さで食欲が落ちる夏の栄養食として、日本各地で食べられていました。まだまだ暑さの残るこの時季に、食欲をそそる一碗です。アジのうま味が効いた香ばしい焼きみそのだし汁に、爽やかな香りの青ジソ、ほろ苦いミョウガ、ネギといった薬味をたっぷり使って、味わい深いレシピをお届けします。

材料(2人分)
  • アジの干物…1枚(グリルでこんがりと焼き、骨と皮を取り除いて身を粗くほぐす)
  • キュウリ…1本(小口に切って分量外の塩少々をまぶして5分ほどおき、水気を絞る)
  • トマト…中1個
  • 大葉…5枚(縦半分にして千切りにする)
  • ミョウガ…1個(小口に切り、水にさっとさらして水気を切る)
  • 万能ネギ…3本(小口に切る)
  • 絹ごし豆腐…1/2丁(水気を切り、手で大きめに割る)
  • みそ…大2杯
  • 白煎りゴマ…大1杯
  • 昆布だし…300cc(冷蔵庫で冷やしておく)

作り方

  1. 各材料の下ごしらえをする。
  2. トマトのヘタのあたりにフォークを刺し、まんべんなく火であぶる。皮がはじけたら冷水に取って皮をむき、ヘタを取り除いてザク切りにする。
  3. 焼いたみそをボウルに入れ、昆布だしでのばす。アジの干物、キュウリ、トマト、豆腐を入れて刻んだ薬味を混ぜる。白ゴマは指先でひねってつぶしながら加え、冷蔵庫でしっかり冷やす。

photo:chisato hikita , food stylist:yumiko inoue

井上 裕美子さん

井上 裕美子さんの“ちょっとだけアドバイス”

アジの干物は、小さければ2枚分焼いてください。皮も薄い場合は身と一緒に丸ごといただいても良いでしょう。普段ご使用のみそによって塩分が変わりますので、お好みで調節してください。ご飯やそうめんに掛けてもおいしいですよ。

井上 裕美子さんフードスタイリスト

エーツー所属。笑顔が素敵なフードスタイリスト井上さんは、雑誌や広告などで活躍中。レシピ提案からスタイリングまで幅広く手がけています。著書に、『ヘルシー!トスサラダ』『いいことだらけの旬野菜で、今日なに作ろう。旬がおいしい台所』『玉ねぎヨーグルト』(いずれもワニブックス) ※『玉ねぎヨーグルト』は医学監修:木村郁夫