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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

【レイアウト編】1つの間取り、100の暮らし

壁付けキッチンから広がる暮らし

今月のテーマは「キッチンから考える暮らし」。間取りも新たに、違った視点で紹介しようと思います。 料理や食事のスタイルに合わせた、キッチン家具のレイアウトを提案しています。キッチン×リビングのレイアウトを4パターン考えましたので、ご自身のライフスタイルに合わせて組みかえて試してみてください。

独立型キッチン×床座り
スタイルリビング

黙々と集中して料理をするのが、ストレス発散になるという人におススメなのが、家電収納と食器棚をキッチンセットの反対側に配置する「独立型キッチン」のレイアウトです。手の届く範囲で食材から調理器具、家電など必要な物が取れるので調理に集中できます。家電収納や食器棚の背面が入り口側から丸見えになるのが気になるようなら、つっぱりパーテーションをつければ簡単に目隠しできます。また、ダイニングテーブルはキッチン側に視線が向かないような配置にすれば、落ち着いて食事ができます。一方、リビングはシンプルな床座りスタイルを提案。ちゃぶ台のようなテーブルがひとつあると、ちょっと書き物をしたり、おやつを食べたりと便利ですよ。

両面カウンターを使えば、
一部対面型キッチンのできあがり

家電や食器が収納できるキッチンカウンターをキッチンに対して垂直に置くと、L字型のキッチンとして使えます。配膳スペースがダイニングテーブル側にくるので、料理の受け渡しや片づけにも便利ですよ。天板は水や熱に強いステンレスや人工大理石を選ぶと、お手入れも簡単で長く使えるのでおススメです。カウンターを両面から使えるタイプにすれば、カトラリー類や取り皿などをダイニング側からも出し入れできます。カウンター下がキッチン側からのみ使えるタイプの場合は、カウンターの幅を少し小さくして、カウンターの端にダイニング側からも使える棚を並べるのも一案です。リビングは、座る位置によってはダイニングテーブルからテレビが見られる、オーソドックスなレイアウトにしてみました。

厨房風のアイランドキッチンで
おしゃれカフェ風スタイルに

複数で料理をしたい方や、調理道具を見せながら収納したい方にぜひおススメしたいのが、収納量たっぷりの作業カウンターを置くプラン。最近人気のオープンキッチンスタイルのレストランのようなおしゃれでかっこいい空間を実現できます。カウンターのボリュームが大きいので、ダイニングテーブルはコンパクトな円形をセレクトしてはいかがでしょう。部屋にメリハリをつけてくれますし、人数の増減もしやすいですよ。リビングは、くつろぎを重視して大きめソファーを配置。北側には折り畳み式のワゴン付きデスクを置き、必要な時に開いてパソコンや書き物などの作業ができるコーナーをつくりました。

メリハリのある食スタイルなら
ソファダイニングテーブルはいかが?

平日、朝食はそこそこに、夕食も外で済ませてしまう方、多いのではないでしょうか。そんな方にこそ休日はゆっくり自宅で食事をしてもらおうと提案するのが、ソファーダイニングセットをリビングに配したこのプランです。022の知っ得アイテムでも紹介したソファーダイニングは、ソファーのようなゆったりとした椅子と、少し低めのテーブルがセットになっていて、ダイニングレストランのようなくつろぎ空間を演出できます。ダイニングにはサッと座って食事ができるカウンタータイプのテーブルをセット。キッチンに対してL型に配置することで、キッチンの作業台、配膳台としても利用できます。

お部屋の空間を簡単に趣味やワークスペースにしてくれる、こんな折りたたみデスクがついたワゴンはいかがですか。キャスター付きなので、好きなところに移動して利用できるのも便利です。文房具など細々したものや資料を引き出しにまとめて収納しておけば、必要なときにサッと取り出せて021などにもおススメですよ。

dinos 引き出しいっぱい折りたたみデスク

column “キッチン掃除に役立つプチアイテム”

壁付けのキッチンは汚れが目につきやすいのが難点。そんなキッチンをきれいに保つお役立ちアイテムは「ラップ、ジッパー袋、使用済みポイントカード」。ラップと使用済みポイントカードは換気扇の掃除に大活躍。こびりついた油汚れをプラスチック製のもう使わないポイントカードであらかたこそげ落としてから、洗剤をシュッとひと拭き。その上からラップで湿布をしてひと休み。汚れが浮き上がってきたらそのラップをくしゃくしゃに丸めてスポンジ代わりに使います。ジッパー袋は日々の布巾の漂白にぴったり。一枚ずつ洗剤液に浸してシャカシャカ!すすぐ時も水を入れ替えてシャカシャカ!手を汚さずに洗えますよ。「LIVINGくらしナビ」も参考にしてみてください。
LIVINGくらしナビ 第5回ラップとジッパー袋がキッチンで大活躍 ※ 外部サイトへ移動します

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。現在2018年9月開講の第4期 申込受付中。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp