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【特別集中講座】失敗しない、お部屋選び

近藤流、お部屋探しの見極めポイント!
室内で見落としがちな視点はココ。

賃貸住宅を選ぶとき、「自分がどれくらい住むつもりなのか」を想定することが大切です。契約更新期限の二年なのか、それ以上なのか。住まいとの出会いはある意味お見合いみたいなものです。いくつもの物件を見学すると、目移りしたり疲れたり、客観性を失ってしまう場合もあります。そんなときに冷静な意見を言ってくれる同行者、友人や身内がいてくれると頼もしいですよ。今月は「住むスパンを考えて部屋を選ぶ」という、見落としがちな視点で室内のポイントを整理。先月の外回りと合わせて、しっかり見極めましょう。

POINT 1

これだけは譲らない方が良い
間取りのポイント!

玄関を開いたら部屋の奥まで丸見えという間取り、ありますよね。廊下を通る人にパジャマ姿やスッピン顔を見られかねず、自分で間仕切りを置く工夫もありですが、やはりこういう間取りは住み始めると落ち着きません。玄関を開けたときに正面が壁になっているとか、建具が付いている見えすぎない間取りがおススメです。また玄関扉の素材は要確認。マグネットが付けられるととても便利です。最近のマグネットアイテムは、傘を収納できたりボックスタイプもあって充実していますので、収納力アップのお助けアイテムです。

POINT 2

住んでみないと分からないこと、
いろいろ!

賃貸住宅に初めて住んで、「隣に住む人のクシャミまで聞こえてきてビックリした」なんて話を聞いたことがあります。構造や使用している建材によって音の響き方が違いますので、見学時には念入りな確認が必要です。先月の外回りのときにも紹介しましたが、外からの臭いや光もチェックポイント。西日が当たる部屋はかつて不人気でしたが、最近は遮光カーテンや遮熱フィルムを貼ることで、カバーできるようになっています。環境に関わることは、事前にしっかり確認して見極めるようにしましょう。

POINT 3

住まい選びは、
長いスパンでチェック!

例えば、玄関。出入りするだけでなく、靴や外で使うグッズの収納場所でもあります。子どもができたらバギーも置くことになりますし、スポーツを始めたらゴルフバッグを置く…ということも。これからのことを考えて、間取りを選びたいですね。生活動線も重要な見極めポイント。例えば ”洗濯” は他の家事と両立できる家事のひとつですが、洗濯機置き場と物干しスペースが、キッチンから近いと便利です。内見時はゴミ出しの動線、身仕度の動線といった具体的な行為をイメージして見極めてください。

これまでは引出し内の間仕切り収納として、ホームセンターや100円均一で売っているアイテムを利用していましたが、先日デザインがとても素敵な間仕切り収納を見つけました。少しお値段は高めですが、収めたいモノに合わせて自在に仕切れ、とてもオシャレです。キッチンやリビングなどで活躍しそうです。

SiKiLiNa / ㈱シモオカ

column

タバコの臭いが苦手な知り合いが賃貸住宅を探していて、「新築だから」と安心して入居したそうです。でも、近所のお店から臭いが流れてくるので、「お店の営業時間を避けて換気をしている」とぼやいていました。視覚、聴覚、触覚、嗅覚の中でも、呼吸は止められませんものね。予め、仲介業者さんに明確に確認しておきましょう。

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp