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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

【レイアウト編】1つの間取りに100のライフスタイル

ワンルームでも工夫次第で個性が引き出せ、
ライフスタイルや好みに合わせた
住まい方ができますよ。

先月の和室付き3LDKの使い方について、「とてもおもしろかった」というご意見をいただきました。「同じ間取りでも自分の個性や優先順位に沿った暮らし方ができるのですね」 と思っていただけて、うれしい限りです。そう! 名前も顔も性格も違うように、暮らし方は人さまざま。D-roomでの暮らし方も十人十色で違います。今月はオーソドックスなワンルームタイプ。空間を縦に使ったり、見渡せるように使ったり、さらには仕切ったりと、ライフスタイルやライフステージに合わせた、「快適さの感じ方」に着目した間取り提案です。

暮らし方自由!
ビジネスパーソンが「間仕切って」
住むワンルーム

通勤する仕事なら、ウィークデーの在宅時間は14~15時間。習い事や友人との交流などもあればもっと少なくなり、そのうちの半分は睡眠に当てるとなると、5~6時間。帰宅後も食事の仕度や洗濯などに忙しい毎日だからこそ、疲れて帰ってきても、いつもホッとできる!限られた時間を有効に過ごせるONとOFFを分けた提案です。毎日の家事を一手に引き受けてくれる大きめのデスクを部屋の中央に「間仕切り」として配置し、疲れて帰ってきたときやのんびりできる休日は、ソファコーナーの“おこもり空間”でリラックス。生活感を見せない「間仕切る」「兼用」「用途を変える」の工夫で、食事、くつろぎ、睡眠などの時間を無理なく過ごせる部屋を実現しました。

POINT
  • 大きなデスクは食卓としてだけでなく、アイロン掛けなどの家事デスクにも、翌日の持ち物の設置場所としてもフル活用できます。女性なら収納ラックと組み合わせて、ドレッサーとしての役割も担ってくれますよ。
  • テレビは部屋のどこからも視聴できるように配置。ニュースを流し見しながら、朝食や身支度をし、帰宅後はソファでくつろぎながらNETFLIXで映画鑑賞。タイマー設定すれば、ベッドで寝入ってしまっても、朝もテレビが起こしてくれます。
  • ウォークインクローゼットは、オフシーズンの衣類と物入れとして活用しましょう。オンシーズンの衣類は室内に指定席のラックを確保することで、毎日の身支度がスムーズで、衣類の管理も楽になります。掃除機や日用品も収納すれば、室内の生活感を抑えることができますよ。

学生の本分は勉強!
「タテの活用」で、
ひろびろ余裕のワンルーム

あこがれていた初めての一人暮らし♪ ワクワク、ドキドキもあり、不安もありですよね。学生として何より大切なのは「学習時間」と「睡眠時間」です。その両方を確保できる「タテの活用」をご紹介しましょう。ロフトベッドを配置することで、「学ぶ」、「寝る」ためのスペースが上下にまとまり、その分リビングダイニングスペースがゆったり取れます。食事も時間や友達とのコミュニケーションも充実してこそ、良い学生生活を送ることができるのです。学生としての大切な時間を、よりエンジョイしながら過ごすことができるステキなアイデアでしょう。

POINT
  • リビングダイニングは、「座」スタイル。食事は面倒でも落ち着いて食べましょう。重ね使いテーブルは場所を取らず、友人が来ていっしょに食事をするときなどに便利です。
  • 壁面には収納力抜群のベンチ機能付き本箱を配置。友達や家族が来たときにもゆったりくつろげる空間を確保しましょう。テレビをコーナーに配置したことで、ソファだけでなく、ベッドからでも視聴できます。
  • 通路にあるキッチンなので、ゴミ箱は奥行きの薄いタイプでかつゴミ箱という主張を消す家具調のものを選びました。

「見渡せること」に着目した、
アクティブシニアのワンルーム提案

食事やテレビ視聴など、家事のほとんどができてしまう大きめのデスクを部屋の中央に置きましょう。部屋全体を見渡せることで動線がシンプルになり、より自分のペースで暮らせるので疲れが溜りにくくなります。また、採光の調節ができるパーテーションを上手に利用すれば、部屋の開放感はそのままでも来客時などに生活感を出さないで済みます。そしてクローゼットの中でデスクワークができるように工夫しました。こちらも来客時にス人を招きいれた時でも、すっきりしていられる工夫です。自分のコンディションに合った暮らし方をすれば、ストレスも軽減できますよ。

POINT
  • 採光の調節ができるベッドを掃き出し窓の際に配置、ブラインドパーテーションで仕切ることで、リビングルームと寝室、2つの空間を作ります。
  • ロータイプのリビングダイニングセットを選べば、コンパクトなスペースでも食事もくつろぎの時間も、無理なく享受できますよ。
  • 本来ならウォークインクローゼットに収納するべき衣類をベッド近くのワードローブタンスに納めることで、ウォークインクローゼット内に秘密基地のようなデスクを配置。ホビースペース兼、物入れとして活用すると、集中することができますね。

最近なるほど! と感じたヒット商品、「Shupatto(シュパット)」をご紹介します。荷物が増えたらサッと広げて、用が済めばネーミングの通りシュパッと畳めるエコバッグです。デザイン・バリーエション・機能と三拍子揃っていて、これは感動もの。商品も豊富で、簡単にコンパクトサイズになるので、出張の多い私はとても重宝しています。

column

開発に携わって2年半、LIXILさんとのコラボ商品「ヴィータス パネル」が新発売となりました。私が天才だったらもっと早くできたかも・・・と、落ち込むときもありましたが、プレス発表では晴れ晴れとした気持ちになりました。今は開発メンバーといっしょに全国を走り回って、「ヴィータス パネル」の宣伝に務めています。人生100年時代といわれ、企業の努力義務として70歳雇用促進も取り沙汰されていますが、1つハードルを越えれば、また1つ・・・。宇野千代さんのように、生涯現役を目指して頑張りま~す♪

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp