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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

【レイアウト編】1つの間取りに100のライフスタイル

供給の多い2LDK。人気の対面キッチンではありませんが、「どう過ごしたいか」を基本に 手持ち家具や家電をレイアウトすると、個性に合った空間使いができますよ。

ここ数カ月の間取り提案に、「そうきましたか!」という感想をいただきます。そう思っていただけるだけでこの連載の意義を感じられて、ありがたい限りです。そう! 全国各地に広がっているD-room。私は「住む人が主人公の暮らしのステージであってほしい」と願っています。今月はそんな2LDKに住む、3家族の間取りを提案いたします。

茶道が趣味の夫婦!
洋室を和モダンの設えでお手前を楽しむ2LDK

お茶の稽古が縁で知り合った夫婦。和室のある賃貸住宅を探しましたが、全室洋間の物件が多く、そこにこだわるよりも発想を転換して、置き畳で「和」のスペースを作ることにしました。お茶を点てたり着付けをしたりと、独立した部屋なので稽古事の来客も気兼ねの無い間取り提案です。

POINT
  • 玄関横の独立した洋室は、置き畳を設置して「和」の空間を演出します。趣味である茶道や習い事を楽しんだり、客間としても活用できますよ。
  • リビングダイニングには使いやすい家具を効率よく配置しました。半月型のダイニングテーブルステンレスシェルフを組み合わせると、家事がしやすく、ゆったりくつろげるスペースに。ちょっとしたデスクワークができるように、コンパクトなデスクもレイアウトしました。
  • ベランダ側の寝室は、夫婦の完全なるプライベート空間です。「寝る」と「着替える」機能を集中させてシンプルに。

友人でも同僚でも、“集い”が大好きな夫婦。どうしたら気持ちよくもてなせるかを考えた2LDK
夫の転勤で引っ越した2LDK。休みになると旅行に出掛ける夫婦は、旅先で知り合った知人や、会社の同僚を招いて集う時間を大切にしています。転勤先でも家に人を招いて楽しい時間を作りたいと望んでいる夫婦への間取り提案です。

POINT
  • ベランダ側の洋室も合わせてリビングダイニングキッチンと考えます。ダイニングキッチンは、ユニットシェルフでキッチンとダイニングを分け、ダイニングには広めのダイニングテーブルにスタッキングチェアで、来客とゆったり食事が楽しめるスペースに。取り立てて来客予定のない週末は、旅行の写真や思い出の資料をダイニングテーブルに広げて、整理したり、次の企画を立てて、大切な楽しい時間を過ごせますよ。旅先で記録した動画をテレビで見られるように考えた家具配置です。
  • 洋室に置いたソファの向きは、ダイニング側に向けて配置しましょう。食事の後の歓談やティーパーティーはこちらで。脚付きのマットレスを採用すれば、引き戸を閉めて客間として来客を宿泊させることも可能です。
  • 夫婦の寝室は独立した洋室を当て、人を招くスペースとプライベートスペースを分けました。万が一来客がドアを開けても、目隠しになるように背の高い家具を配置します。

近頃増えた在宅ワーカーの夫婦。
オンとオフの切り替えを意識した2LDK

近年、働き方改革による在宅勤務カップルが増えています。大切なのは仕事=オン、日常=オフをはっきり線引きすること。四六時中いつもいっしょというのは、正直ストレスになる場合もあるかもしれません。お互いに自分のペースで仕事に集中し、一段落したら気分転換できる住まい方の提案です。

POINT
  • この間取りなら、独立した洋室を夫婦の仕事場とするのがオーソドックスですね。パーツが選べるユニットシェルフを使い二つに仕切ることで、お互いの気配を感じながらも、気兼ねなく仕事に集中できる空間をつくります。また予備の寝具を用意しておけば、お互いの仕事のペースも乱さず、ストレスが少なくて済みます。
  • オフの時間は夫婦二人でくつろげることを基本に考えました。リビングダイニングキッチンでは、二人で調理することも可能な家具配置で、動きやすい通路幅とラウンドできる動線を確保しました。
  • お互いに仕事を持っているのですから「家事は手が空いている方がする」、「食事は各自、好きな時間に」もあり。全体的に家具は少なめ、シンプルな方が掃除の時間も短縮できますよ。あえてダイニングテーブルは置かずに、こんなテーブル・チェアがあると、使い勝手が良いのではないでしょうか。

梅雨の季節、お風呂場が乾き切らないと、カビが発生しやすいので気を付けましょう。長年愛用しているのが、このスクイージー。お風呂場に1本あると、とても便利ですよ。お風呂あがりに、スクイージを壁の上から下に動かして水を切るだけ。家庭で使うにはこの30㎝がおススメ。いろいろなメーカーのものを使用してみましたが、これに戻ってしまいます。シンプルでプロもビルの窓清掃にも使用されている業務用ゴムを採用した本格ワイパーなんですよ。高い窓掃除の時には、伸縮ポールを使えばラクにできるのも使い回しができるのもおススメポイント。
テラモト(TERAMOTO) プロワイパーR 30

column

出張で訪れる地方の駅や空港は、私にとってデパ地下のよう♪ その土地ならではのおいしいお土産がいっぱい売っています。今やインターネットで何でも買えるご時世ですが、私は言わずと知れたアナログ派。頂き物をしたときにその送付状を財布に入れておき、出張のタイミングでお返しするのが、最近の私のお決まりなんですよ。

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp