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近藤流、収納上手になるための“350mm”の法則

緊急事態宣言が解除されても、なお油断できない新型コロナウイルス。ステイホームは新たなスタンダードになりつつありますが、今回、自宅のダイエットを兼ねて不用品を思い切って捨てた人も多いのではないでしょうか。でも、「とりあえず、スペースだけは空けた」というだけでは、すぐにリバウンドしてしまいます。この機にもっとすっきり使い勝手良く収納したいと思ったら、近藤流「350mmの法則」がおススメ。この法則を自分のものにできれば、あなたも収納の達人になれますよ!

POINT 1

近藤流、日用品が収まるサイズは「高さ350mm」
「モノが多くて整理しきれない…」と、なかばお手上げ状態のあなた。そもそも収納スペースは「幅×高さ×奥行き」のサイズで決まります。そこで、わたしが気づいたのは「高さ」。「高さ」は工夫次第で自分サイズに調整しやすいと考えました。
まずは、整理したいモノのサイズをあらためて見直してみましょう。本や書類、トイレットペーパー類、衣装ケース、洗剤や掃除道具…。幅と奥行きはそれぞれですが、高さは350mm以内のモノが多くありませんか? ちなみにA4用紙が約210mm×300mmですから、350mmはA4サイズのファイルや書類ケースなどが縦にすっきり収まる「高さ」です。トイレットペーパーは1個の高さが115mmですから12ロール(4個×3段)入りでも高さは350mm以内。衣装ケースも高さ250~300mmのタイプが一般的だと思います。

POINT 2

近藤流、棚の位置は「350mm」ピッチで区切る
もちろん350mmに収まらない家電品や長尺ものも多くあります。扇風機は800mm前後、コードレス掃除機は1,200mm前後、女性の冬物コートも1,150mm前後くらいになります。でもこの場合も350mmを基準に考えます。350mmの倍数、350mm×2=700mm、350mm×3=1,050mm、350mm×4=1,400mmで調整してみましょう。
通常、クローゼットや物入の高さは2m以上ありますから350mmピッチで仕切れば棚が5段分取れることになります。
1,050mmのピッチと350mmのピッチを組み合わせることで、掃除機や衣装ケースなど重量のあるものを下段に収納し、上部を日用品の収納にする。また上部にS字フックでパイプを通して、子どものジャンパーやコートなどの洋服掛けにすることも。棚の位置を整理したいものに合わせて組み合わせましょう。「350mmの法則」を応用することで、収納スペースを無駄なく活用、お部屋がすっきり片付きますよ。

昨年3月に発売した収納システムがまさに今回の350mmの法則「ヴィータス パネル」です。これまでの経験を踏まえて、生みだした独自のピッチ寸法です。住宅業界の方には「当たり前」と言われてしまうかと思っていたら、350mmをこのように表現している市販品はないという反応が多く、皆さんのお役に立てているようで安心しています。
どうか皆様の暮らしが快適になればと思います。動画でご覧ください。
https://www.biz-lixil.com/tv/play.php?id=5846693881001

column

私は超が付くアナログ人間ですが、コロナ期間中、家で過ごした間にSNSにも挑戦してみました。その一つが「フリマアプリ」。暮らし提案をしている以上、世の中のニーズを体感したかったのがきっかけでしたが、おもしろいほど新しい発見の連続でした♪ 売れた物を発送する時にも、サイズの制約があるので工夫が必要。捨てる予定だったクリアファイルを生かしたり。慣れるまでは戸惑いの連続でしたが、今はフリマアプリを楽しんでいます。

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp