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近藤流、収納上手になるために「奥行きと幅」も攻略

収納スペースをたくさん作り、すっきりと片付けたとしても、使いやすくなければ収納上手とはいえません。前回の「350mmの法則」では、収納空間の「高さ」に着目しましたが、今回は「奥行きと幅」について考えたいと思います。皆さんの自宅の収納スペース、奥行きも幅もいろいろなサイズがあるかと思います。天井高がある程度決まっている「高さ」のように、350mmという分かりやすい数値は出せませんが、考え方として応用できるいくつかの数値に分類して紹介してみましょう。

POINT 1

「奥行き」のある収納は前後で二重活用
高さに対しては自分の身長の約1.2倍まで手が届きますが、何かを取り出せる奥行きは、せいぜい自分の手を伸ばせるところまで。押し入れのように奥行きが深いと、目線より上の奥の方は、何が入っているか確認するのも面倒になり、いつか忘れてしまったということ、ありませんか?そこで近藤流のアドバイス。必要なモノをすぐ使える状態でスタンバイさせておくには、奥行きのある収納は前と後で分け、二重に活用します。このイラストのように前には洋服を掛けて、奥はカバンや畳んだ衣類の収納スペースにして活用しましょう。

POINT 2

持ちやすさから考えた「幅900mm」
人が持ち上げやすいモノのサイズはどれくらいだと思いますか? たぶん肩幅より少し腕を広げたくらいなので、これまでの経験からそのサイズは約900mm。そこで近藤流のおススメは、収納ケースやボックスは「幅900mmまで」を超えないサイズを選ぶこと。「350mmの法則」を活用した収納棚も幅900mmまでに抑えると、一人で棚板を持ち上げて調整する作業がスムーズにできますよ。

POINT 3

「奥行きと幅」の応用編は、
布団収納とL字収納

「クローゼットしかないので季節外や予備の布団の収納に困る」という声を聞きます。ちなみに敷布団の幅は1,000mm。ウレタン素材なら3つ折りに畳むか、ロール巻きにして立てて収納できます。ただし、クローゼットの中は埃や湿気がたまりやすいので、必ず床面にスノコを敷いてください。定期的な掃除も必須ですよ。また、奥行きのあるクローゼットにはL字型の棚を置くのがおススメ。I型よりも見える範囲が広いので、手前は掃除機のような背の高いモノ、下部にはキャスター付きを置くようにしてください。奥のモノも取り出しやすくなりますよ。

今回ご紹介した「奥行きと幅」が関係しているのが、LIXILさんが発売した「ヴィータス パネル」の棚板。300mmと400mmの棚板を組み合わせると、押入れ(奥行き700mm)、クローゼット(奥行き600mm)、L型の納戸と、いくつもの収納を表現できる商品です。「ヴィータス パネル」が少しでも皆様の暮らしのお役に立てればと思います。

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最初にLINEを始めた時、なれない横文字についていくのがやっとでしたが、今ではとても便利な通信手段だと思い、毎日利用しています。そして今度は、なんとインスタグラムを始めました! さっぱりわからずスタートしたので、操作方法を教えてくれるスタッフに、「あげるって、こうやってもちあげれば良いの?」と言って爆笑されたことも……。おかげで、これまで使ったことのない脳が働いているらしく、認知症予防になっているように思います。「もうインスタ、バッチリよ!」と言える日がくるまで「フレー、フレー私」と言いながら、特訓の毎日です。

近藤 典子さん

近藤 典子さん住まい方アドバイザー

2000軒以上の暮らしの悩みを解決し、その経験から生みだされた近藤流の暮らし提案が好評。TVや雑誌などメディアや講演会での活動の他、企業との商品開発、住宅の間取り監修など幅広く活躍中。特に「暮らしアカデミー」校長として後進の育成に力を入れ「住まい方アドバイザー」の資格取得ができるスクールを東京・大阪で開講。近著に『住まい方ハンドブック1・2』(東京書籍)がある。近藤典子Home&Life研究所のHPは、www.hli.jp