Menu

hanon

[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

最近気になる、
キャッシュレス決済の本当のところ。

オリンピックイヤーを目前に控え、さらには消費税増税を機に“キャッシュレス決済” “QRコード決済” “キャッシュレス・消費者還元事業”といったキーワードがメディアをにぎわせる今日このごろ。身近な小売店でもさまざまな決済サービスが目に付くようになりました。多様な情報が錯綜する中で起こる「そもそもキャッシュレス決済って何? 」「実際にどう使えばいいの? 」「本当にお得なの? 」といった素朴な疑問。そこで、節約やマネー記事などの編集・執筆でこの道20年以上のキャリアを持つ、消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんにお話を伺いました。

現金でもキャッシュレスでも“必要な分だけ”がポイント!

消費経済ジャーナリストがリアルに語る、
キャッシュレス決済の基本と現状

金融サービス情報の収集や通信機器を使いこなすのがおっくうな人にとって、できれば避けて通りたかったキャッシュレス決済。さっそくですが松崎さん、話題のキャッシュレス決済について、初心者でも分かりやすくそのポイントをお教えいただけますでしょうか。

「まず初めにお伝えしておきたいのですが、実は私自身はキャッシュレス派ではないんです。どちらかというと現金派で、無駄な消費を避けて節約する工夫を提案する記事を書いてきたという経緯があります。

とはいえ、職業柄 “キャッシュレス社会” は回避できないテーマ。客観的にキャッシュレス決済を語るためにも、実際1カ月間クイックペイやLINE Payなど “あらゆる決済をキャッシュレスに徹底する” という検証をしてみました。

理由は追ってお話するとして、ズバリ結論からお伝えしますと、得なのか、効率的なのかという観点では、大手を振ってキャッシュレスがおススメとは断言し難い結果となりました」

なるほど。ではまず、キャッシュレス決済の基本をお教えいただけますでしょうか。

「キャッシュレスとは文字どおり現金を介さずに支払いをすることです。キャッシュレス後進国といわれる日本での金額別普及率は、クレジットカードが約9割、2位が電子マネー、3位がデビットカードといわれています。決済スタイルで考えると大きく3タイプ、先払い(プリペイド)、即時払い(デビット)、後払い(クレジット)に分けられます。

先払い、即時払い、後払いと考えると家計をつかさどる立場としては、とても理解しやすいですね。

「そうなんです。家計の管理方法の正解は、人によって異なります。実際の支払いがいつになるかは家計管理をする上で大きなポイントですね。どのタイプのキャッシュレス決済を利用するかという選択肢もありますが、まずは決済のタイミングによってご自身の家計管理に合った決済方法を選ぶという考え方もあると思います」

なるほど、キャッシュレス決済のざっくりとした大枠は理解できたと思います。次に利用する上でのメリット・デメリットについて具体的にお話をお伺いします。

松崎さんが検証した結果をつづった記事はこちら
東洋経済オンライン「1カ月検証! キャッシュレス決済はトクなのか?」

次のページへ [ 消費経済ジャーナリストがリアルに語る、キャッシュレス決済のメリットとデメリット ]