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地震から命を守るため、家具の配置を考える。

地震大国である日本では、しばしば大きな地震が発生し、多くの被害をもたらしてきました。震度7以上の地震では、たとえ住宅が倒壊しなくても、家具や大量の本の下敷きになった人も多かったといいます。東日本大震災から9年経った今、改めて命を守る家具の配置を考えてみましょう。

被害を軽減する家具の配置は、部屋ごとに考える。

災害時に、生死を分ける部屋のレイアウト。

1995年に近畿地方を襲った阪神・淡路大震災は、想像を絶する直下型の地震でした。住宅内部被害調査報告書(※1)によると、震度7の地域では、約6割の部屋で家具が転倒・散乱。また住宅内での怪我の原因は、家具等の転倒落下が約半数を占めていました。

住宅の全半壊をまぬがれても、家具の下敷きになったり、落下物でけがをしたりというケースも多かったようです。家具が転倒すると、けがや死亡の直接的な原因になる以外にも、避難経路を遮断してしまったり、ストーブの熱源に接触して火災が発生したりと、二次災害を誘因する場合があります。

何気ない家具の配置が、災害時の明暗を分ける決定的な要因となってしまうこともあるのです。被害を最小限に抑えるために、自宅の家具の配置を見直してみましょう。



大地震に備える、部屋別・模様替えのポイント。

大きな地震が起こった時、“どこで何をしているか” がとても重要です。やはり、一番無防備なのが就寝時。寝室の家具配置は、命の危険に関わる重大ポイントです。また、リビングやキッチンはどのようなところに注意したら良いのでしょう。現在のレイアウトと照らし合わせて考えてください。

基本の法則=家具が長方形ならば、長い面の方向に倒れる

◎ 寝室
1:布団やベッドは家具の高さ以上の距離を置いて配置すると、直撃を受けない
2:もしくは、倒れても下敷きにならないように横並びで配置する
3:避難経路をふさがないように、布団やベッドは入口近くに配置する
4:スライド式の本棚は、倒れると飛散範囲が広いため、寝室には置かない

◎ リビング
1:背の高い家具は、ソファなどの座る位置から十分距離を置いて配置する
2:背の高い家具は、避難経路をふさがない位置に配置する

◎ キッチン
1:開き戸タイプの食器棚は中央に留め金を取り付け、ガラス扉には飛散防止フィルムを貼る
2:冷蔵庫は、避難経路をふさがない位置に配置する

特に食器棚は、倒れてガラス扉が割れると中身の食器ともども飛散する恐れがあるので、転倒防止に気を配りたい家具の一つです。
また、冬季は暖房器具を、可燃性のある木製家具の近くに置かないことも重要なポイントです。

もちろん、地震の揺れの方向や建物の条件、階数によっても揺れ方は変わりますので、これで万全! というわけではありません。
もし家具が転倒しても、まずは下敷きになったり落下物でけがをしたり、避難経路をふさいだりしにくい配置を心掛けてください。 日頃から さまざまなケースを想定して備えることが、万が一の災害時に身を守ることにつながります。

3月は防災月間、そして模様替えのシーズンです。命を守りながら、気分を変えてレイアウトから見直してみませんか。

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