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[はのん] 生活を楽しむあなたに贈るライフスタイルWebマガジン

「免疫力が落ちている」と感じたら、
免疫力を上げる、目からウロコの生活習慣。

新型コロナウイルスの世界的感染拡大で、例年以上に“免疫力アップ”という健康法が注目されています。忍び寄る第2波、第3波のために、またこれから来る暑い夏を乗り越えるためにも、免疫力を高めておきたいものです。偏った食事や不規則な生活、さらには日々のストレスなどで知らない間に下がってしまう免疫力。どうすれば免疫力を上げられるのでしょう? 免疫学の国際的権威である順天堂大学の奥村康先生に、免疫力をアップするための生活習慣についてお話を伺いました。

何ごとも “ゆるゆる” と “能天気” に、“ほどほど” 良い加減に過ごす。

最前線で外敵と闘う“NK細胞”は、数分で活性化する!

さっそくですが奥村先生、下がってしまった免疫力を上げるには、ズバリどうすれば良いのでしょう?

「私たちの体内の最前線で、ウイルスや病原菌などの外敵と闘っているのが、NK(ナチュラル・キラー)細胞という免疫細胞です。将棋でいうと“歩”のような役割ですね。もちろんNK細胞以外にも、飛車や角のような強力な免疫細胞もあるのですが、緊急時でなければ動かないんですよ。まずは、血流に乗って体内を日々パトロールするNK細胞を強くしておくと、病気にかかりにくい。実際、長生きする人は、NK細胞が強いですね。免疫力を上げるコツは、このNK細胞を活性化させることです」

なるほど、免疫力アップにはNK細胞の活性化が欠かせないのですね。

「NK細胞は日々の生活習慣によって、その働きが活性化したり、低下したりと影響を受けやすいので、“手っ取り早く免疫力を上げる” 免疫細胞として注目されています。しかし、NK細胞は加齢と共に低下していきます。ですから、高い免疫力を維持するためには、NK細胞の働きを活性化したまま“いかに下げないか”が大切になってくるのです。例えば、ゲラゲラと大笑いを数分間するだけでも、NK細胞の働きは活性化します。前置きが長くなりましたが、そのために心掛けるべきことは至ってシンプル。3つのテーマで分かりやすくご説明しましょう」

◉ 免疫力を下げない生活習慣1 ー ほどほどに「規則正しい生活」
「当たり前すぎて拍子抜けしましたか? でもね、夜更かしをしたり、徹夜をしたりすると、あっという間にNK細胞の働きは低下してしまうのです。夜は寝るべき時間に良質な睡眠を取る、朝起きたら日光を浴びる、ほどほどに規則正しいリズムで生活することだけで免疫システムが整います」

◉ 免疫力を下げない生活習慣2 ー ゆるゆる運動と入浴で「冷えない体を作る」
「平熱36.5度以上をキープしましょう! 体温が低いと免疫機能が上手に働かず病気になりやすいといわれます。冷えない体を作るには、まず入浴時に湯船につかることがおススメ。そして、ゆるゆる運動も推奨しています。『運動をするぞ』と構えるのではなく、ジョギングよりもウォーキング、筋トレよりもストレッチの方が、NK細胞は活性化してその数値を持続します」

「ちなみに夏場は、エアコンの効いた環境も多いですから温度差に十分気をつけてください。例えば入浴で温まった後、すぐによく冷えた空間に身を置くと、NK細胞の働きは低下してしまいます。激しい運動、極端な温度差など、特に夏は要注意です」

◉ 免疫力を下げない生活習慣3 ー 能天気な「ポジティブ思考」
「そして、もう一つ免疫機能に大きな影響を及ぼすのが、心、気持ち。ストレスは最大の敵です。例えば免疫力が高めの若者でも、期末テストの時期には風邪を引く人が多いという調査結果があります。ストレスを抱え込まないで能天気にポジティブ思考でいることは、ものすごく大切なのです。具体的には大きな声で笑ったり歌ったり、趣味に夢中になったりと、頭を真っ白にすること。お笑い番組を見て笑うのがとても良い(笑)。とにかくストレスをため込まないことです」

次のページの最後に、3つのテーマそれぞれに具体的な生活習慣をまとめてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

続いて、「下がってしまった免疫力をアップさせる裏ワザ! 乳酸菌飲料。」をご紹介します。

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